以前のブログで何年も前に書いたモバイルパソコンのASUS EeeBook X205TAの記事にアクセスがまだあるので最新情報を追記してリライトします。
ASUS EeeBook X205TA Windows10アップデート時のWi-Fiドライバー不具合
Windows8.1版からWindows10にアップデートするとWiFiが繋がらなくなる事象が発生しました。
これはWiFiドライバーバージョン V5.93.103.20とWindows10との相性が悪いためでX205TAだけに限った事象ではなく、OSがWindows10でBroadcom 802.11abgn Wireless SDIO Adapterが搭載されていてドライバーのバージョンがV5.93.103.20であるパソコンでその事象が報告されています。
Wi-Fiが繋がらない時の対処法は?
一般的な対処法はドライバーのバージョンを下げればOKです。
X205TAであれば8.1の時のバージョンV5.93.103.4をダウンロードしてインストールすると治ります。
ASUS EeeBook X205TA クリーンインストール時の注意点
Windows10をクリーンインストールするにはマイクロソフトのサイトからメディア作成ツールをダウンロードしISOイメージを作成する必要がありますがこの手順については外部ブログのWindows 10 バージョン1511のクリーンインストール方法と旧バージョンとの手順の違い(追記)を参考にしてください。
ASUS EeeBook X205TAではUSBメモリを使ってWinows10にアップデートするにはescボタンを電源起動時に連打するとUSBメモリから起動するを選べる画面になります。
ASUS EeeBook X205TAをクリーンインストールすると以下2つの不具合が起こるので注意してください。
キーボードとタッチパッドが反応しなくなる
ASUS EeeBook X205TAでクリーンインストールするとキーボードとタッチパッドが反応しません。
ここが注意点です。
外部キーボード及びマウスを持ってない人はここでプチ文鎮化に陥ってしまい、慌ててキーボードとマウスを買ってこないといけなくなります。
マウスがなければ初期設定の画面が次に進められなくなり、キーボードがなければ名前を入れるところで詰みます。
Wi-Fiに接続できなくなる
次に注意すべき点はドライバーがないためWi-Fiも接続できなくなるという点です。
ネットに繋がらないとドライバー自体ダウンロード出来ないのでここでも詰みます。
対処法は?
- キーボード、マウスを準備する
有線が確実ですがロジクールなどの子機付きの無線のものでも大丈夫です。 - ドライバー(chipsetV112とWi-FiV5.93.103.4)を準備する
スマホやタブレットなどでドライバーをダウンロードしてファイルを移すこともできますが事前にUSBメモリに用意しておくのが良いでしょう。
ちなみにASUS EeeBook X205TAの現在の後継機種は2019年10月発売のE203MA-4000W2(G2)です。
4年経ったのでメモリ4GB・容量64GBと倍になり、CPUスコアも良くなったりと色々と進化しているようですのでチェックしてみて下さい。