新型オービスの種類について
新型オービスには以下の5種類あるそうです。
- 仮固定式中型オービス2種類
- 半可搬式中型オービス1種類
- 可搬式小型オービス2種類
仮固定式のものにはニコンのカメラがそのまま入っているとのことです。
新型オービスニコンのカメラがまんま入ってるんだってね…85mmのF1.8のレンズだそうな。 pic.twitter.com/D3Lto1oscA
— 上司にレンズ渡す (@immortal_1000) 2016年6月27日
半可搬と可搬式のレーザーがGPSにもレーダーにも全く反応しないので厄介でしたがレーザーにも対応した機種を2019年4月(ユピテル)・2019年6月(コムテック)に発売しました。
【2020年】レーダー探知機大手3社ユピテル・セルスター・コムテックの特徴
レーダー探知機には
- 一体型
- セパレート型
- ミラー型
の3種類ありますが主流の一体型だけを比較します。
2020年現行モデルをざっくり調べた3社の特徴は下表の通りです。
ユピテル | セルスター | コムテック | |
GPSデータ種類 | 57種 | 68種 | 明記なし |
GPSデータ数 | 162,000 | 173,000 | 180,000 |
取締・検問データ数 | 56,000 | 52,000 | 60,000 |
データ更新料 | 有料 4860円/年 972円/35日間 |
無料 | 無料 |
無線LAN更新 | 無線SDカード 正規7560円 |
標準装備 (最上位モデル) |
無線SDカード 正規6000円 |
保証期間 | 3年 |
ユピテル セルスター コムテックのレーダー探知機の選び方
- 更新は有料だがGPSデータ・レーダー性能に定評のあるユピテル
レーダー性能重視、車の利用頻度が少ない、たまにしか遠出しないという人向け - 新型オービスのレーダーに対応していないが更新無料のセルスター
フルマップは必要で常に更新したいという人向け - フルマップ非対応機種が主力で更新無料のコムテック(レーザー対応機種あり)
フルマップは不要で常に更新したいという人向け
といった感じでしょうか。
ユピテルレーダー探知機 2018年・2019年・2020年モデル比較表
ユピテルのシリーズには以下の2シリーズあります。
- SUPER CATシリーズ
- SUPER CAT Zシリーズ(指定店モデル) 工事込で取り付けるモデル
多くの人はSUPER CATシリーズを購入することになりますがその中でも以下の4種類に分かれます。
- レーザー対応モデル(LS300,GS103,350α,Amazon限定WR70)
- 最上位モデル(販売経路が違うだけで型番違いのA300系・GWR500sd系)
- 最上位説明書なしモデル(300α系※前最上位モデルの型番にαが付いている)
- 最上位説明書・無線14バンド受信機能なしモデル(L60系・WEB限定のW50系)
- タッチパネルではなくリモコンのA200系
- 機能を絞ったA100系
2017モデル→2018年モデルの進化は以下の通りです。
- アラートCGとPhoto 警告文字が1.5倍
- 標高データ追加で高速と一般道の識別が安定
- 高速道 制限速度引き上げ対応
- 要注意踏切追加
2018モデル→2019年モデルの進化は以下の通りです。
- ゲリラオービス識別対応 ※可搬式・半可搬式の小型オービスのレーダー探知は2017年モデルから可能
- レーザー式固定オービスのGPSデータ追加 ※過去のモデルでもGPSデータを更新すれば識別はしないが対応可
- 充電ステーションのGPSデータ追加
2019年レーザーモデルは業界初のレーザーに対応しました。
2019年後期モデルはエスフェリックレンズを採用して探知範囲・距離が大幅に向上しています。
以下の注意が必要です。
一部の車種に採用されているUVカットや、IRカットガラスのなかには、レーザー光の透過率が低く取締レーザー光の探知距離が短くなるか、受信できない場合があります。 レーザー式車両検知器/自動車用先進運転支援システムの周辺では、取締レーザー光の探知距離が短くなるか、受信できない場合があります。
実際にレーザー波を受信した方のレビューでは100mぐらい手前から鳴るとのことです。
LS310 GS203 360α |
LS300 GS103 350α WR70 |
A340 GWR503sd A330α |
A330 GWR403sd L60 |
|
ディスプレイ | 3.6 | |||
フルマップ | ○ | |||
タッチパネル | ○ | |||
リモコン | × | |||
レーザー | ○ | × | ||
センサー | ジャイロ・Gセンサー・気圧・照度 | |||
発売月 | 2019/11 | 2019/4 | 2019/2 | 2018/1 |
Amazon | – 39000 29800 |
29000 29800 – 19800 |
20900 19778 – |
12490 16461 13990 |
楽天 | 35,000 31,980 – |
– 26551 22800 – |
16800 19800 15800 |
12590 13800 14800 |
ヤフー | 35,780 33,000 – |
– 21780 22800 – |
16800 19700 15800 |
11890 13800 14800 |
ユピテルは割高なA200系、A100系は選択肢に入れずに最上位モデル一択です。
最新と型落ちモデルを新機能・価格で照らし合せて選ぶと良いでしょう。
コスパが良いのは簡易パッケージ最上位型落ちのWR70です。
セルスターレーダー探知機 2018年・2019年・2020年モデル比較表
セルスターには以下の4シリーズあります。
- ARシリーズ(カー用品店モデル) メインシリーズなのでこのシリーズを選んでおけばOK。
- VAシリーズ(ホームセンター・ディスカウントストアモデル) 色々と機能が省かれているのでよく見て購入する必要あり。
- EAシリーズ(ディーラー・特定店モデル)
- YAシリーズ(イエローハット専用モデル)
多くの場合はARシリーズを購入することになりますがその中でも以下の4種類に分かれます。
- 最上位AR-W8○GA系(無線LAN内蔵・タッチパネル・3.7インチ)
- AR-W5○GA系(無線LAN内蔵・タッチパネルなしリモコン・3.2インチ)
- AR-W4○GA系(無線なし・リモコン・3.2インチ)
- AR-1○EA系(無線なし・リモコンなし・3.2インチ)
無線LAN搭載の50系以上を選んでおけば間違いはないでしょう。
2017年モデル→2018年モデルの進化は以下の通りです。
- 逆走警告(高速道逆走注意エリア収録)
- 新型取締機を事前&直前でW警告
- 停車時警告キャンセル機能
2018年モデル→2019年モデルの進化は以下の通りです。
- みちびきのサブメーター級測位補強サービスに対応 (測位が不安定な状況でも精度が向上)
- 災害・危機管理通報サービス『災危通報』を表示
- レーザー式新型取締機の識別対応 (レーザー波を受信するのではなくGPSポイントで警告)
AR-W86LA |
AR-W83GA | AR-W55GA | AR-W53GA | AR-46LA | AR-45GA | AR-43GA | AR-13EA | |
ディスプレイ | 3.7 | 3.2 | ||||||
フルマップ | ○ | × | ||||||
タッチパネル | ◯ | × | ||||||
リモコン | × | ○ | × | |||||
センサー | ジャイロ・Gセンサー・気圧 | × | ||||||
無線LAN | ○ | × | ||||||
レーザー | ◯ | × | × | × | ◯ | × | × | × |
発売月 | 2019/9 | 2018/9 | 2019/3 | 2018/3 | 2020/1 | 2019/3 | 2018/3 | 2018/4 |
Amazon | 31515 | 18456 | 18105 | 16500 | 27246 | 14800 | 13500 | 10000 |
楽天 | 31098 | 16051 | 17550 | 15709 | 27577 | 14800 | 12350 | 10000 |
ヤフー | 31401 | 16510 | 17550 | 16012 | 26980 | 14800 | 12350 | 10000 |
セルスターの場合はユピテルのように価格の逆転現象が発生していないので性能と価格を考慮してどれにするかを決める必要があります。
コスパが良いのは型落ちの最上位モデルです。
最新モデルはレーザー探知機能が付いているのでその時の価格でどうするか決めると良いでしょう。
コムテックレーダー探知機 2018年・2019年・2020年モデル比較表
コムテックには以下の4系統あります。
- 900系(フルマップ対応モデル)
- 800系(大型4.0インチモデル)
- 700系(3.2インチ主流モデル)
- 600系(3.2インチ簡易モデル)
- 300系(2.4インチ、タッチパネルもリモコンもない機能を絞った簡易モデル)
600系は700系以上との違いは以下の機能がないことです。
- Wi-Fi機能(テザリングでの更新が不可)
- ドライブレコーダーとの連動機能
- ジャイロセンサー
2017年モデル(704V)→2018年モデル(705V)の進化は以下の通りです。
- 海外製から日本製
- ガリレオ衛星対応によりGPS衛星数増加
- ユーザー投稿システム追加(無線LAN内蔵SDカードが必要)
2018年モデル(705V)→2019年モデル(706V)の進化は以下の通りです。
- レーダー波識別対応 小型オービスのレーダー波(Kバンド)と従来のネズミ捕りなどで使用されるレーダー波(Xバンド)をそれぞれ識別可能になりました。 また個別に感度調整も可能です。
コメントにて情報提供頂きましたがコムテックは
- 自動販売機
- ビーコン
- レーンキーピングアシスト
- アクティブレーンチェンジ
などのセンサーのレーダー波による誤報が多いというレビューが散見されます。
706V・806Vから感度の調整ができるようになっているので2019年モデル以上が無難かもしれません。
さらに2019年後期モデルの807LV、707LVではユピテルと同様にレーザーを探知できるようになりました。
2019年モデル(807LV)→2020年モデル(808LV)の進化は以下の通りです。
- 超広角レンズおよび高感度センサーによりレーザー受信性能向上(150%)
ZERO 903VS | ZERO 808LV | ZERO 806V | ZERO 707LV | ZERO 706V | ZERO 608LV | ZERO 605V | ZERO 307LV | |
ディスプレイ | 3.2 | 4.0 | 3.2 | 2.4 | ||||
フルマップ | ○ | × | ||||||
タッチパネル | ○ | × | ||||||
リモコン | ○ | × | ||||||
レーザー | × | ○ | × | ○ | × | × | × | ○ |
センサー | ジャイロ・Gセンサー | Gセンサー | ||||||
発売月 | 2017/3 | 2020/5 | 2019/1 | 2019/6 | 2019/1 | 2020/1 | 2019/1 | 2019/10 |
Amazon | 24200 | 36080 | 19081 | 23717 | 17364 | 22180 | 15047 | 17626 |
楽天 | 17752 | ????? | 21580 | 24680 | 17368 | 24780 | 18610 | 18780 |
ヤフー | 17765 | 37800 | 21256 | 23780 | 16280 | 23650 | 13980 | 17980 |
コムテックもコスパが良いのは700系の型落ちモデルです。
セルスター同様に最新モデルはレーザー探知機能が付いているのでその時の価格でどうするか決めると良いでしょう。