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2016年にWi-Fiルーター世界シェア1位のTP-Linkが日本参入し、日本でも知名度が上がってきています。
ここではTP-LinkのWi-Fiルーターをまとめたいと思います。
あまり知られていませんがAmazonではWi-Fiルーターのカテゴリーページがあります。
カテゴリーページには注目のお買い得商品・人気のクーポンなどが表示され、より安くお得な掘り出し物が見つけやすいので定期的にチェックすると良いでしょう。
初めての方は以下の項目をチェックされると良いでしょう。
まずWi-Fiルーターを比較するに当たって比較すべき基準は何かを知る必要があります。
現在の使用状況ではなく数年先の使用状況を考慮してから購入すべきです。
Wi-Fiルーターを買い換えるのが壊れるまで使う人がほとんどなので現時点では基準を満たしていてもすぐに買い替える必要が出てくる可能性が高いです。
子供が成長し、スマホ、PCなどをWi-Fiで接続するようになりWi-Fiのキャパを超え、速度が遅くなったり通信が途絶えたりするというのはよくある例です。
特に今後は様々な機器がネットワーク化するIOTが進むので接続機器が増える傾向にあるので今の適応基準より一つ以上、上のものを選ぶのが長い目で見てお得かと思います。
Wi-Fiルーターには
の3種類に分類できます。
バッファローの
を測定した時の電波強度が以下の通りです。間取りはこんな感じです。
まず、2.4GHz帯の電波(RSSI)強度比較です。
RSSI強度は-60より-40の方が電波が強いということになります。
RSSI強度の目安として-30dBm~-40dBmで無線接続が安定します。
-60dBm以下は、無線接続が不安定になる場合があります。
2.4GHz | WSR-1166DHP3 | WSR-2533DHP | WXR-2533DHP2 |
寝室 | -40 | -40 | -40 |
リビング | -52 | -44 | -44 |
書斎 | -56 | -52 | -40 |
洗面所 | -63 | -60 | -56 |
2.4GHzでも1166は電波強度が弱くなりがちです。
次に5GHz帯の速度と電波(RSSI)強度比較です。
5GHz ac | WSR-1166DHP3 | WSR-2533DHP | WXR-2533DHP2 |
寝室 | -48 | -40 | -40 |
リビング | -58 | -52 | -43 |
書斎 | -58 | -58 | -54 |
洗面所 | -67 | -63 | -58 |
主にリビング、寝室で数日間使用してのレビューは以下の通りです。
以上のようにエントリーモデルは少しの接続台数でも不安定になりやすいのでミドルモデル以上を選んでおくことをオススメします。
LANケーブルの耐用年数は屋内使用で20〜30年と言われていますが環境や使い方によっては数年でダメになることもあります。
新しいWi-Fiをルーターを購入しても速度が改善されない場合はLANケーブルも疑って下さい。
LANケーブルの規格には現在販売されているものは以下の6種類あります。
特徴は下表の通りです。
CAT5 | CAT5e | CAT6 | CAT6A(6e) | CAT7 | CAT7A | CAT8 | |
最大速度 | 100MB | 1Gbps | 1Gbps | 10Gbps | 10Gbps | 10Gbps | 40/25Gbps |
伝送帯域 | 100MHz | 100MHz | 250MHz | 500MHz | 600MHz | 1000MHz | 2000MHz |
珍しいと思いますがCAT5以下は100Mbpsまでしか速度が出ないため、もし1Gbpsの光回線で使っている場合は即替えて下さい。ちなみにWi-Fiルーターに付属されているものはほぼCAT5eです。
CAT5e、CAT6、CAT6A、CAT7、CAT8共に1Gbpsに対応してますが数字が上がるにつれて伝送帯域が上がり、より多くのデータを送信できるので動画をよく見る人も6A以上に替えると良いでしょう。
現在はCAT6Aが主流ですがCAT7(8)はノイズ耐性に強いため
などといった場合には有効なのでCAT7(8)も選択肢に入ります。
LANケーブルの主なメーカーは以下の3社あります。
(価格.comのPVシェアのランキング順)
上位3社で9割近くシェアがあるのでこの3社から選んでおけば間違いはないでしょう。
ネット- ケーブル-モデム(ONU)-ケーブル-ルーター
という構成が多いと思いますが1本でもボトルネックになると意味ないので買い替えるなら2本必要です。
LANケーブルの速度比較をしましたが以下がおすすめです。
詳細→LANケーブル CAT5e CAT6 CAT7 CAT8の速度比較
コスパの良いバッファローのCAT6Aケーブル
最速で1年保証のある無名メーカーのCAT8ケーブル
どんなWi-Fiルーターでも再起動しないと治らない不具合がよく起こります。
そこでデジタルタイマーを使って自動で毎日電源を切り再起動することで不具合を起こりにくくします。
ルーターの機能で再起動をスケジューリングする機能があるので、搭載されている場合はそれを使うのもありです。
私の所持しているルーターにも再起動機能はありますが、
寝ている間は電源オフにしています。
電磁波対策と
ルーター休ませること
を目的としても利用しています。
私は最新のハイエンドルーターにしてもちょこちょこ起こっていましたがデジタルタイマーを使うようになってほとんど不具合が起こらなくなりました。
TP-LinkはWi-Fiルーターを中心にネットワーク機器を製造販売する会社です。
1996年に中国の趙兄弟が設立、2005年に世界進出し、2013年にはWi-Fiルーターの世界シェア1位の42%超えまでに成長しています。
2019年には45%超と50%まで後少しまでという状況です。
TP-LinkのWi-Fiルーターの大きな特徴は以下の3点です。
TP-Linkにはac非対応機種が混在していたり、同じ商品名のようで違う商品があるのでわかりにくいです。
まずメッシュ対応の製品一覧です。TP-Linkのメッシュ対応ルーターは評価が高く、Decoというシリーズで展開しています。
メッシュ機能がオススメな家は
という感じです。アパートやマンションなどでは高機能な通常ルーターを1台購入した方が安定し、速度が速い場合もあります。
3ストリーム AC2200 | Deco M9 Plus |
2ストリーム AC1200/1300 | Deco M5 Deco M4 Deco M3 |
ac非対応でnのみの製品一覧です。
3ストリーム | TL-WR940N |
2ストリーム | TL-WR841N TL-WR802N(ポータブル外出向け) |
現在、赤文字の機種のみv6プラスに対応しています。
Wi-Fi6対応ルーター | Archer AX11000 Archer AX6000 Archer AX3000(AX50) Archer AX1500(AX10) |
6ストリームトライバンド AC5400/4000 | Archer C5400X |
4ストリーム AC3150/2600 | Archer A2600(Archer A10) |
3ストリーム AC1750/1900/2300 | Archer A9 Archer C7 V5 Archer C9 |
2ストリーム AC1200 | Archer C50 Archer C6 |
1ストリーム AC750 | Archer C20 TL-WR902AC(ポータブル外出向け) |
ここではこのac対応向けルーターを掘り下げて比較していきたいと思います。
安定しない1ストリームモデルはオススメしないので比較対象から外します。
それぞれのモデルの中の製品がどう違うのか調べて、オススメを導き出したいと思います。
一般ユーザー向けの機能だけ比較しています。VPSなどの玄人向け機能に関してはリンク先の公式ページを確認して下さい。
既述ですが基本的に2本モデルはオススメしません。
レビューでもそういった声がちらほらあるのでCPUがデュアルコアのアンテナ3本以上のモデルをオススメします。
Archer C6 | Archer C50 | |
イメージ | ||
アンテナ | 外部4+内蔵1 | 外部4 |
CPU | ?GHz×1 | ?GHz×1 |
1Gbps有線 | ○ | – |
USB数 | – | – |
発売日 | 2018/9 | 2017/6 |
Amazon | 4000 | 3000 |
最安値のArcher C50
コスパが良く新しめのArcher C6
Archer C9 | |
イメージ | |
アンテナ | 外部3 |
CPU | 1GHz×2 |
1Gbps有線 | ○ |
USB数 | 2 |
ビームフォーミング | ○ |
Alexa | – |
v6プラス | – |
HomeCare | – |
ブースト | – |
発売日 | 2016/6 |
Amazon | 10,400 |
ほとんどの3本モデルが販売終了しています。
ということで3本モデルはあまりオススメしません。
現在は4本モデルを買ったほうが良いですね。
Archer A2600(Archer A10) | |
イメージ | |
アンテナ | 外部3+内蔵1 |
CPU | ?GHz×2 |
1Gbps有線 | ○ |
USB数 | – |
ビームフォーミング | ○ |
Alexa | ○ |
v6プラス | ○ |
HomeCare | – |
発売日 | 2018/11 |
Amazon | 7200 |
唯一V6プラス対応のArcher A2600(A10)
Archer C4000 | Archer C5400X | |
イメージ | ||
アンテナ | 外部6 | 外部8 |
CPU | 1.8GHz×2 コア×3 |
1.8GHz×4 コア×3 |
1Gbps有線 | ○ | ○ |
USB数 | 2 | 2 |
ビームフォーミング | ○ | ○ |
Alexa | ○ | ○ |
v6プラス | – | – |
HomeCare | ○ | ○ |
発売日 | 2019/9 | 2018/2 |
Amazon | 17969 | 37800 |
ということで6本モデルを選ぶなら以下の1種類です。
トライバンドエントリーモデルとしてコスパの良いArcher C4000
Archer AX1500(AX10) | Archer AX3000(AX50) | Archer AX6000 | Archer AX11000 | |
イメージ | ||||
バンド | 2 | 2 | 4 | 6 |
最大速度 (2.4GHz帯) |
300Mbps | 574Mbps | 1148Mbps | 1148Mbps |
最大速度 (5GHz帯) |
1201Mbps | 2402Mbps | 4804Mbps | 4804Mbps 4804Mbps |
アンテナ | 外部4 | 外部4 | 外部8 | 外部8 |
CPU | 1.5GHz×3 | ? | 1.8GHz×4 コア×3 |
1.8GHz×4 コア×3 |
高速有線 | – | – | 2.5GbE | 2.5GbE |
USB数 | – | USB-A×1 | USB-A×1 UCB-C×1 |
USB-A×1 UCB-C×1 |
ビームフォーミング | ○ | ○ | ○ | ○ |
Alexa | – | ○ | ○ | ○ |
v6プラス | – | – | – | – |
HomeCare | – | ○ | ○ | ○ |
発売日 | 2019/12 | 2019/10 | 2019/10 | 2019/10 |
Amazon | 8000 | 12800 | 35150 | 40182 |
以上、TP-Linkの製品を全て見てきましたが厳選したオススメは以下の通りです。
遅くても、最安が良いWi-Fi5ルーター Archer C50
今となっては唯一V6プラス対応のArcher A10
コスパが良くWi-Fi6にも対応しているArcher AX1500
USB・HomeCare・Wi-Fi6にも対応していてコスパの良いAX3000
最強のトライバンドWi-Fi6ルーター Archer AX11000
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