車のエアコンフィルター(カーフィルター・キャビンフィルター)は1年(もしくは10000km)に1回に交換するのが推奨されています。
私みたいにアレルギー・花粉症の人は絶対に交換するべきです。 また、メーカーの標準のエアコンフィルターは花粉すら対応していない(防塵のみの)ものが付いている場合があるそうです。
ここではPM2.5除去できるものを調べ、どれを買うべきなのかみていきたいと思います。
PM2.5対応 車のエアコンフィルター捕集性能比較
下記がPM2.5に対応した車のエアコンフィルター一覧です。
公式サイトに製品説明がないものは他サイトのリンクを貼り付けています。
- エアクリィーズ – 東洋エレメント工業株式会社
PM2.5大気粉塵(1〜2μm)捕集率試験 捕集率70〜95% - エムリットフィルター MLITFILTER(楽天市場の製品説明リンク)
捕集率の記載なし - デンソーエアコンフィルター
【除去可能の粒子の画像】からすると2.5μmで捕集率は90%となっています。 - アエリストコンフォート-ボッシュ(高集塵タイプ)
【粉塵の大きさと除去率のイメージ】からすると捕集率は確実に85%以上あります。 - G-PARTS エアコンフィルター(アマゾンの製品説明リンク)
捕集率PM2.5約90% 埃・チリ(100um以上)100% 花粉・カビ胞子(10~100um)100% タバコの煙・デーゼル煙(0.01~0.5um)最大50%
こう比べると記載のないものもあったり、PM2.5自体が2.5μm以下ということもありかなり曖昧です。
エムリットフィルターは純国産で
フィルター繊維の太さ、捕捉した各種ゴミ類を公表できるのは、エムリットフィルター™だけです。
(メーカー調査によるものであります)
と謳ってはいますが肝心の捕集率のデータが見つからないので残念ですが比較対象から省きました。
G-PARTSとボッシュの0.3μmの捕集率を比較すると、G-PARTSは30%、ボッシュは0.1μmのところが30%なのでボッシュの方が優秀なのでしょう。
また、デンソーとエアクリィーズ(東洋エレメント)の捕集率を比較すると、デンソーは2.5μmで90%、エアクリィーズは1~2μmで最大95%となっているのでエアクリィーズの方が優秀なのでしょう。
最終的に残ったアエリストコンフォート(ボッシュ)とエアクリィーズ(東洋エレメント)の1~2μmの捕集率を比較すると、ボッシュが80%以上、東洋エレメントは70~95%となっています。
また、ボッシュの方は0.1μmのところが30%で、東洋エレメントはこのフィルタでは0.3μm未満の微小粒子状物質については、除去の確認ができていません。という文言がありますがボッシュは画像で明確な数値を明記しているわけではないので微妙なところです。
ボッシュの方はおおまかな目安と考えた方が良いのかもしれません。
アエリストコンフォート(ボッシュ)とエアクリィーズ(東洋エレメント)の最安値比較
こう比較してきて最終的に残ったアエリスト(ボッシュ)とエアクリィーズ(東洋エレメント)のエアコンフィルターの最安値を比較してどちらを購入するのか決定したいと思います。
エアクリィーズには脱臭・防カビ・抗菌・抗アレルゲン・抗ウィルス効果のある活性炭、抗菌剤、アレルゲン低減剤、銀イオンの入った多機能タイプもあるのでそれも比較します。
各リンクは製品名を入力しているので車種名を追加して検索するとヒットします。
ヒットしない場合は下記のページより品番を探して見てください。
アエリストコンフォート 適合品番検索ページ
エアクリィーズ適合表
アエリスト コンフォート (高集塵タイプ) | エアクリィーズ fine (除塵タイプ) | エアクリィーズ plus (多機能タイプ) | |
アマゾン | 2,160円 | 2,212円 | 3,318円 |
楽天 | 1,788円 | 2,315円 | 3,421円 |
ヤフー | 2,060円 | 2,270円 | 3,342円 |
最安値 | 1,788円 | 2,212円 | 3,318円 |
アエリストコンフォートとエアクリィーズfine(除塵タイプ)との差額は500円ほど、エアクリィーズplus(多機能タイプ)との差額は1500円ほどです。
エアクリィーズの方が高いから性能も良いのか?と思っちゃいますし、唯一、実験結果の詳細を公表しているのはエアクリィーズだけなのでエアクリィーズに傾いてしまいます。
とにかく安くしたい人はアエリストコンフォート(推奨交換距離10000km)
実験詳細を明記している東洋エレメントを信じて少し高いけどエアクリィーズ(推奨交換距離15000km)
という感じでしょうか。推奨交換距離がエアクリィーズの方が長いのでよく乗って走る人もエアクリィーズが良いでしょう。
私はエアクリィーズの脱臭・防カビ・抗菌・抗アレルゲン・抗ウィルス効果にも惹かれたので信じてエアクリィーズ(多機能タイプ)を購入したいと思います。
アエリスト(抗ウィルスタイプ)とエアクリィーズplus(多機能タイプ)比較レビュー
まず、エアクリィーズplus(多機能タイプ)を購入しました。
はっきり違いがわかったのはトラックなどの後ろを走っている時の排気ガスの匂いです。
今までは臭いなあと匂っていましたがエアクリィーズ(多機能タイプ)だと特殊活性炭の脱臭効果がかなり効いているようで全く匂いがしません。
また前年と比べて花粉の飛散量は多いですがムズムズ感が昨年よりマシなようです。
1年後にボッシュのアエリストが気になったのでアエリスト(抗ウィルスタイプ)を購入してみました。左がアエリスト(抗ウィルスタイプ)、右がエアクリィーズ(多機能タイプ)です。
エアクリィーズの方が蛇腹の数が多いです。推奨交換距離10000kmと15000kmの違いは蛇腹の数にあるのだと思われます。
排ガスの臭いやPM2.5などは最初はあまり差がわかりませんでしたが半年以降ぐらいからアエリストは排ガスが臭いやすくなっている気がしました。
やはり蛇腹が多いエアクリィーズの方が良さそうです。
アエリスト コンフォート (高集塵タイプ) | エアクリィーズ fine (除塵タイプ) | エアクリィーズ plus (多機能タイプ) | |
アマゾン | 2,160円 | 2,212円 | 3,318円 |
楽天 | 1,788円 | 2,315円 | 3,421円 |
ヤフー | 2,060円 | 2,270円 | 3,342円 |
最安値 | 1,788円 | 2,212円 | 3,318円 |